ストーリー
様々な苦難を乗り越えていく成長物語
美しいサンゴ礁に囲まれた南の楽園・モトゥヌイ。その島には、ある伝説があった。「命の女神テ・フィティの心を半神半人のマウイが盗み、暗黒の闇が生まれる。しかしいつの日か、サンゴ礁を越えて旅をする者が現れ、闇がすべてを覆う前に島の人々を救ってくれる」と…。幼いころの“ある体験”がきっかけで、海と特別な絆で結ばれ、海からも愛されるようになったモアナ(屋比久知奈)は、大海原に飛び出したいという気持ちを募らせていたが、父のトゥイ(安崎求)は、モアナが危険な海に出ることを厳しく禁じていた。
そんなある日、島のココナッツの木が病気にかかり、魚も捕れなくなってしまった。モアナはタラおばあちゃん(夏木マリ)に「自分の心に従うように」と背中を押され、母に別れを告げて大海原へと旅立つ。海の助けを借りながらたどり着いた先は、伝説の英雄・マウイ(尾上松也)が住む島だった。マウイはかつて、釣り針を使って様々な生き物に変身することができたが、テ・フィティの心を盗んだせいで釣り針を失い、1000年もの間、その島に閉じ込められていたのだ…。