ストーリー
不思議な街の不思議な世界だった…

10歳の少女・千尋(柊瑠美)は引っ越しの途中、お父さん(内藤剛志)とお母さん(沢口靖子)と一緒に不思議なトンネルに迷い込んでしまった。たどり着いた街で出会った少年・ハク(入野自由)から、すぐに元の世界に戻るよう言われた千尋は両親の元へ。しかし、街の屋台で勝手に飲食した両親はブタに姿を変えられ、戻るべき道はいつの間にか水の中に沈んでしまっていた。神々の集う湯屋「油屋」で働くべく、千尋は薬湯の調合を担当する釜爺(菅原文太)の助けを借り「油屋」を取り仕切っている魔女・湯婆婆(夏木マリ)を訪ねる。湯婆婆から名前を取り上げられ、新たに「千」という名で「油屋」で働くことになる。

慣れないながらも頑張って働く千尋は、周りから少しずつ認められるようになっていく。ある日「油屋」に謎のいきもの・カオナシが現れる。「油屋」を訪れる神々と平等に対応してくれた千尋に導かれるように、「油屋」に入り込むカオナシ。湯婆婆は異変を察知するが、同時に強烈な臭いを発するまでに汚れてしまった神が「油屋」にやってきて…!?
