ストーリー
意地悪な魔女への反撃を開始する!
魔女に追われている赤髪の女性(シェリナ・ムナフ)が、赤ん坊を「子どもの家」に預けて姿を消した。「アヤツル」という名のその赤ん坊は、園長に「アーヤ」と名付けられ、大人の心を巧みに「操る」ことが得意な、たくましい少女に成長する。アーヤ(平澤宏々路)が10歳になったある日、「子どもの家」を訪れたベラ・ヤーガ(寺島しのぶ)とマンドレーク(豊川悦司)に、引き取られることに。ベラ・ヤーガが魔女だと知ったアーヤは、手伝いをする代わりに魔法を教えてほしいと頼み込む。
しかし、ベラ・ヤーガはアーヤをこき使うばかりで、魔法を教えてくれる気配はまるでナシ。自分の思い通りにコトが進まず腹を立てたアーヤは家を逃げ出そうとするが、魔法の力でドアは消え、ベラ・ヤーガとマンドレークの部屋も見つけることができない。仕方なく、部屋にあったラジカセで、自分が幼い頃から持っているカセットテープを再生して楽しむことにしたアーヤ。そこに、ベラ・ヤーガの“使い魔”の黒猫・トーマス(濱田岳)が現れ、アーヤとトーマスは親しくなっていく。
ある夜、トーマスに導かれてベラ・ヤーガの作業場に潜り込み、アーヤは魔法の本に書いてあった「あらゆる魔法から身を守る呪文」を作ることに成功する。アーヤとトーマスは、魔法の力を使ってベラ・ヤーガに反撃しようとするのだが…!