“泣ける名作”として高い評価を得ている、京都アニメーション制作『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。先週放送したTVシリーズ「特別編集版」は、ツイッターでは放送直後から“世界トレンド1位”を獲得し、関連ワードが多数トレンド入りする等、大きな反響をいただきました。引き続き今週は、2019年に劇場公開された『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形―』を、本編ノーカットで地上波初放送します。単独の作品としてももちろん楽しめますので、まだTVシリーズを観ていない方も、是非ともご覧下さい。
今夜の放送を前に、ヴァイオレット役の石川由依さんからメッセージが届きました。
【石川由依さん コメント】
Q.テレビシリーズと外伝で、演技で違いを出した部分などはありますか?
外伝は途中で3年の経過があるのですが、いきなり成長しすぎてもいけないし、成長が逆戻りしていてもいけないので、テレビシリーズから地続きに成長しているのを感じられるように意識して演じました。また前半では、(ヴァイオレットが世話役をするイザベラにとって)かっこいい王子様、騎士のような存在でもあったので、いつもより少しキリッと演じるようにしました。
Q.外伝で好きなシーン、セリフは?
離ればなれになってしまった姉妹…その妹が、姉に手紙を送ろうとする時のヴァイオレットのセリフ「想いが、どうか…届きますように」。このセリフは、この作品に対する私の想いでもあるなぁといつも思っています。 また、妹が遠目から姉を見守るシーンでの妹の瞳がすごく綺麗で、未来を見据えた意思が、揺れる瞳に投影されているように思います。離れていても二人の絆は永遠なんだという事が伝わってきました。
Q.視聴者の皆さんにメッセージを
放送前から想像以上の反響をいただき、驚きと同時にとても嬉しい気持ちでいっぱいです。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、応援してくださる皆さんの口コミでじわじわと広がっていきました。たくさんの方が誰かに伝えたい、そう思ってくださった結果だと思います。
外伝は、TVシリーズをご覧になったことがない方でも十分楽しんでいただけるはずです。何度観ても新しい発見があり、随所にこだわりを感じます。たくさんのスタッフさんたちの想いや願いが込められたこの作品を、是非多くの方にご覧いただき、みなさんの力で「永遠」にしてほしいです。「想いが…どうか届きますように」
◆「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」とは
2018年にTVシリーズが放送され、“泣けるアニメ”として大きな話題となりました。2019年には『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形―』が公開。さらに2020年には、オリジナル新作『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が公開され、興行収入21.3億円のヒットを記録。日本アカデミー賞優秀賞も受賞しました。
◆VTR「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝を見る前に」公開中
今回「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」に初めて触れるという方のために、物語の設定や、導入のあらすじをまとめたVTRを、番組HPで公開中。
- 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形―』(2019)
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11月5日 9時00分~10時54分
監督:藤田春香
監修:石立太一
シリーズ構成:吉田玲子
脚本:鈴木貴昭、浦畑達彦
キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
原作:暁 佳奈
制作:京都アニメーション[キャスト]
ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
カトレア・ボードレール:遠藤 綾
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
エリカ・ブラウン:茅原実里
アイリス・カナリー:戸松 遥
イザベラ・ヨーク:寿 美菜子
テイラー・バートレット:悠木 碧良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。