ティム・バートン監督✕ジョニー・デップ
ゴールデン・コンビで描くファンタジー大作

ルイス・キャロル原作の児童小説「不思議の国のアリス」とその続編「鏡の国のアリス」。以来、150年以上、世界中で愛されつづける物語の主人公、アリスの“その後”を、奇才ティム・バートン監督が独特の世界観で描いた実写映画を放送。19歳に成長したアリスは、白ウサギを追いかけて大きな穴に落ちてしまう。行き着いた先は、邪悪な赤の女王が支配する「ワンダーランド」。そこに暮らす摩訶不思議な住人たちから、アリスが赤の女王による暗黒時代を終わらせる「救世主」だと知らされる…。ジョニー・デップが演じるマッドハッターと、頭の大きな赤の女王と美しい白の女王。奇妙な双子に青い芋虫、小さいヤマネ、姿を消せるチェシャ猫…。次々に登場するキャラクターに、胸が踊る！1人の女性の成長物語としても楽しめる、冒険物語！

19歳に成長したアリス（ミア・ワシコウスカ）は、母に無理やり連れて行かれたパーティーで見つけた白ウサギを追いかけ、穴に転がり落ちてしまう。たどり着いたのは、「ワンダーランド」と呼ばれる不思議な国。そこは、邪悪な赤の女王（ヘレナ・ボナム＝カーター）が支配する恐怖の国だった。アリスを待ち受けていた白ウサギとドードー鳥、ヤマネ、太った双子たちから、青いイモムシのアブソレムの元に連れて行かれ、自身が「予言の書」に描かれた暗黒時代を終わらせる戦士だと知らされる。

アリスはすべてが夢だと考えるが、「予言の書」に描かれたアリスが「ワンダーランド」に現れたと知った赤の女王は、アリスを捕まえるよう命令を下す。一方、自在に姿を消すことができるチェシャ猫と森の中で出会ったアリスは、チェシャ猫の案内で帽子屋のマッドハッター（ジョニー・デップ）の元へ向かう。アリスを何年も待ち続けていたマッドハッターは、アリスを連れ白の女王（アン・ハサウェイ）の城を目指し出発するが…。