ストーリー
まるで、人生の始まりみたいに。

数万人に一人という難病を発症し、余命10年となった茉莉(小松菜奈)。入院中に知り合った女性から「日常」を記録したビデオを託された茉莉は、退院を機に撮影し始めた。生きることに執着しないため「恋だけはしない」と心に決めた茉莉は、高校時代の同窓会に出席する。

そこでかつて同級生だった和人(坂口健太郎)と再会。別々の人生を歩んでいた二人は、この出会いをきっかけに急接近する。病に侵されていることを隠し、和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。二人が最後に選んだ道とは……?