ストーリー
訳あり少女を救出せよ!

ファブル(岡田准一)は、裏社会の人間なら誰もが知る伝説の殺し屋。ある日、ボス(佐藤浩市)から「1年間誰も殺すな。普通に生きろ」という命令を受け、アキラと名を変えて、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に大阪で暮らし始める。“プロの普通”を極めながら日々の生活を送っていたある日、車椅子に乗った少女・ヒナコ(平手友梨奈)と出会う。彼女は5年前、ファブルが命じられたあるミッションに居合わせ、その際に負った怪我の影響で車椅子生活を送っていた。

両親を亡くしたヒナコの“保護者”を務めているのは、NPO法人の代表・宇津帆(堤真一)。彼は、社会貢献活動に励む裏で、過保護に育てられた子供たちの親から金を騙し取り続けていた。そんな中、宇津帆が次のターゲットにしたのは、アキラが働くデザイン事務所・オクトパスの社員・貝沼(好井まさお)。貝沼は、同僚で元グラビアアイドルのミサキ(山本美月)のストーカーだった。ヒナコとの偶然の再会、同じ場所で働く貝沼が拉致…。ファブルの目の前で起こる出来事が、やがて大きな騒動へと発展していく!