切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、ベストセラーを記録している小説を、小松菜奈さんと坂口健太郎さんのW主演で映画化した『余命10年』。昨年公開されると、口コミも広がり、興行収入は30億円を超える大ヒット!恋愛映画という枠を超え、日常のかけがえのない幸せに気づかせてくれる、多くの人に感動を与えた映画が、金曜ロードショーにて放送されます!
二十歳で難病を発症し、余命10年となった茉莉に小松菜奈。茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変える和人を演じたのは坂口健太郎。小説の文庫化・映像化を待たずして亡くなった著者の想いを引き継ぎ、2人の「10年」の物語を全身全霊で演じました。
四季の移り変わりと共に、茉莉と和人がすごした時間を丁寧に描いた本作。その茉莉と和人を演じた小松菜奈さん、坂口健太郎さん、そして藤井道人監督からコメントが寄せられました。
<茉莉を演じた、小松菜奈さんからのコメント>
私の中でずっと色褪せずに人生と共に残っていく大切な作品「余命10年」を金曜ロードショーで放映していただける事を心よりうれしく思います! 一年という時間をかけて沢山の思いを抱きながら向き合い続けた時間。作られた世界かもしれないけど、私達は確かにそこに存在し生きていました。 私は茉莉を通して色んな事を教えて貰い、自分の人生をどう生きたいか見つめ直す事ができました。 そして、残された者の気持ちに丁寧に優しく寄り添い、美しき四季と共鳴し合ってる世界観も楽しんでいただきたいです。 時間は無限ではない、あなたにとっての「幸せ」とは何か考えてもらえる時間になったらいいなと思います。
1人でも多くの人の心に届きますように。よろしくお願いします。
<和人を演じた、坂口健太郎さんからのコメント>
「余命10年」がこの度、金曜ロードショーで放送されること、本当にうれしく思います。この作品は、余命を背負った女性が、最後まで生き抜く作品です。和人として、時に道を踏み外しかけながらも、茉莉を見つめ続け、思い続けた一年でした。1人でも多くの方々に彼女の生き様を見届けていただき、2人の瞬間が心に残り続けてくれるとうれしいです。
<藤井道人監督からのコメント>
『余命10年』が幼い頃から観ていた金曜ロードショーで放送されること、心からうれしく思っています。仲間たちとコロナ禍で四季を追い続けた、とても思い出深い映画です。小松さん、坂口くんはじめ、原作の小坂流加さんのご家族の皆さま、最高のキャスト、スタッフで丁寧に作り上げた作品です。皆さまにとっても、心に残る映画になることを祈っています。
- 『余命10年』(2022)
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今夜9時00分~11時14分 ※放送枠20分拡大 ※地上波初放送
◆原作:小坂流加「余命10年」(文芸社文庫NEO刊)
◆監督:藤井道人 ◆脚本:岡田惠和、渡邉真子
◆音楽・主題歌「うるうびと」:RADWIMPS
◆出演:
小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、井口理、黒木華、田中哲司、原日出子、リリー・フランキー、松重豊【ストーリー】
数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った二十歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人。別々の人生を歩んでいた2人は、この出会いをきっかけに急接近することに——。もう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。——「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」。思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。2人が最後に選んだ道とは……?