「金曜ロードショー」では、“必ず泣ける”として高い評価を得ている、京都アニメーション制作『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』TVシリーズを、石立太一監督監修で新たに再構成した「特別編集版」として10月29日に放送します。また翌週11月5日には、劇場公開された『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形―』を本編ノーカットで地上波初放送します。
本作は、一度見たらその感動を更に人に伝えたくなる…こうしてファンの輪が広がっていきました。放送決定を受けて、改めてその魅力を伝えて多くの人に観てもらいたいと、様々なジャンルの方々からおすすめのコメントが届いています。
今回は、ホストで実業家のROLANDさんからのコメントを紹介します。
【ROLANDさんコメント】
最初は足立梨花さんの紹介で見たのですが、人の温かみや、不便であるからこそより伝わる”想い”などを非常に美しく描写している作品です。AIが普及し日に日に機械的になっていく現代社会に一石を投じる作品だと思います。
主人公のヴァイオレットの、全ての人に対しフラットに誠実に向き合う姿勢が、往々にして不誠実さが飛び交う水商売という世界にいた自分としては、非常に魅力的に映りました。
特に心にグっときたセリフは「届かなくていい手紙なんてない。」
一通の手紙の重要性をこの一言で簡潔に、かつ完璧に表現していると感じました。
今回、多くの方にこの作品に触れてもらえればと思います。特に、重要ではないLINEのラリーに1日の大半を費やしてしまっていると感じている、少し人生について空虚感を覚えている人に是非観て頂きたいです。
●「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」とは
2018年にTVシリーズが放送され、“泣けるアニメ”として大きな話題となりました。
2019年には『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形―』が公開。さらに2020年には、オリジナル新作『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が公開され、興行収入21.3億円のヒットを記録。日本アカデミー賞優秀賞も受賞しました。
幼い頃に軍人として大戦に参加したヴァイオレットは、人の気持ちを理解したり、自分の気持ちを表現することを知りませんでした。戦後、手紙を代筆する「自動手記人形」の職に就いた彼女は、様々な依頼を受けながら、戦場で上官・ギルベルト少佐に告げられた言葉「愛してる」の意味を探し続けます―
電話も普及しておらず、‘手紙’が誰かに思いを伝える重要な手段だった時代、感情を持たない一人の少女が、代筆の仕事を通して愛を知るまでの成長の物語です。
●10月29日 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』金曜ロードショー特別編集版
2018年放送されたTVシリーズ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。
今回、石立太一監督による完全監修の元、TVシリーズを再構成した特別編集版として放送。
物語の序章にあたる第1話から第3話までと、名作と言われる第7話、第9話、そして、神回と絶賛された第10話を中心に、本作の魅力をぎゅっと濃縮した特別版です。
●11月5日 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形―』
TVシリーズが大好評となり、2019年に劇場公開された「外伝」を、本編ノーカットで地上波初放送。
自動手記人形として成長を重ねたヴァイオレットは、良家の子女のみが通う規律の厳しい女学校に通う新たな依頼主・イザベラの元へ教育係として雇われる。次第に心を通わせる二人。やがてイザベラの過去の秘密が明らかに…。TVシリーズ同様、登場人物それぞれの想いが胸に迫る、心温まる物語です。
◆VTR「3分でわかるヴァイオレット・エヴァーガーデン」公開中
まだ、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」をよく知らないという方のために、物語の設定や、導入のあらすじをまとめたVTRを、番組HPで公開中。
また、番組公式ツイッターでも短縮版を公開しています。(@kinro_ntv)
チェックしてみてください!
- 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版』(2018)
-
10月29日 9時00分~10時54分
監督:石立太一(『劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE-』)
シリーズ構成:吉田玲子(映画『聲の形』『けいおん!』)
キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
原作:暁 佳奈
制作:京都アニメーション[キャスト]
ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
カトレア・ボードレール:遠藤 綾
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
エリカ・ブラウン:茅原実里
アイリス・カナリー:戸松 遥感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙
手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。
- 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形―』(2019)
-
11月5日 9時00分~10時54分
監督:藤田春香
監修:石立太一
シリーズ構成:吉田玲子
脚本:鈴木貴昭、浦畑達彦
キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
原作:暁 佳奈
制作:京都アニメーション[キャスト]
ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
カトレア・ボードレール:遠藤 綾
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
エリカ・ブラウン:茅原実里
アイリス・カナリー:戸松 遥
イザベラ・ヨーク:寿 美菜子
テイラー・バートレット:悠木 碧良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。