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2021.9.23

今週も、映画大好き芸人・こがけん 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のみどころ

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のワンシーン

金曜ロードショーでは、今週から2週連続『インディ・ジョーンズ』シリーズ。明日は第2作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』をお送りします。
ハラハラドキドキのノンストップアドベンチャーの名作ですが、先週までの『ジュラシック』シリーズに引き続き、今週も映画大好き芸人・こがけんによる、本作のみどころ紹介をお届けします。
また、金曜ロードショーの直前に放送される「まもなく金曜ロードショー」(よる8時54分~/関東ローカル)では、明日もこがけんが得意の“映画モノマネ”も交えて作品を紹介します。

こがけん

【こがけん コメント】

●この作品の魅力とは?

ハリソン・フォードが演じるインディ・ジョーンズその人ですね!
彼の片方の口角をあげる不敵な笑みが最高に魅力的なんですよね。観た後、必ずこの顔を試したくなる位にカッコいいんですね。
タキシードをパリッと着て悪いヤツらと取引するシーンから始まる本作。その格好や雰囲気から007を連想する方もいるかもしれません。
それもそのはず、スピルバーグは大の007好きで、インディ・ジョーンズはそもそもスピルバーグ版の007ともいえる作品だからですね。おもしろいですよね。
そして、他の作品を含め、何度となくこういう敵との駆け引きがありますがうまくいった試しがないんですよ(笑)。言っても考古学者さんで博識なので、一手二手先ぐらいを考えててもおかしくないと思うんですが、結局行き当たりばったりのドタバタ劇になる、、、そこがインディ・ジョーンズは面白いんですね。

そして、この作品はこのシリーズの中でも、かなり怖いです。これは、監督のスピルバーグ自身が怖すぎたと言うほど、折り紙付きなんですね。僕も小学生の時に見て怖かったですね、ただ、それ以上に面白くて目が離せませんでした。
パンコット宮殿というところに行くんですが、そこで出てくる宮廷料理の悪趣味なこと!(笑)
皆さん、お食事中の方は是非手を止めて観た方がいいかもしれません。(ウィリーが寄り目で後ろに倒れる)

●特に注目のシーンは…?

歌手ウィリーとのインディのシーンですね。実はインディとウィリーどちらも物凄く勝気な性格でプライド高いんですね。
お互い惹かれあってるのに、素直にできずお互い自分の部屋にこもっちゃうんですが、そのタイミングでインディは隠れてた敵に命を狙われるんです。
倒した後で慌ててウィリーの部屋に行って敵がいないか確かめるんですけど、ウィリーはインディが自分に会いに来たと思ってる。この温度差が非常に面白いですね。
シリアスと笑いを紙一重で両立させるスピルバーグならでは素晴らしい演出ですね。

そして、今回はインディ闇落ち回でもあるんですね。敵の魔術が原因なんですが、敵の操り人形になってしまうんですね。
そこで物語のキーになってくるのは何と言っても、キー・ホイ・クァン演じるショーティという相棒の少年です。彼は非常にインディを尊敬し慕ってる少年なんですが、この魔宮の伝説を一つのアクションアドベンチャーゲームに例えるならば、インディだけでなく、2Pのショーティがいなければクリアできないステージが沢山出てきます。それぐらいに、ショーティは重要な存在なんですね。是非注目して観ていただきたいです。
ちなみにキー・ホイ・クァンは、「グーニーズ」で発明好きのデータを演じた少年です。

終盤で、インディの「みんなで逃げよう」というセリフがあるんです。この後のシーンで〝みんな〟の意味が分かった時にきっとインディに惚れなおしてしまうと思います。そして、ウィリーとショーティとインディで擬似家族の様な関係性になっているところも非常に面白い点ですね。

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984 米)
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説のワンシーン

9月24日(金)よる9時00分~11時19分※25分枠拡大

◆監督:監督: スティーヴン・スピルバーグ
◆製作総指揮:ジョージ・ルーカス、フランク・マーシャル
◆製作:ロバート・ワッツ
◆アソシエイト・プロデューサー:キャスリーン・ケネディ
◆原案:ジョージ・ルーカス
◆脚本:ウィラード・ハイク、グロリア・カッツ
◆音楽:ジョン・ウィリアムズ

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