「金曜ロードショー」では「3週連続 夏はジブリ」を放送中。第3夜となる明日は、宮崎駿監督作品『風立ちぬ』をお送りします。
飛行機作りに情熱を注いだ実在の人物、堀越二郎をモデルにし、堀辰雄の小説「風立ちぬ」をモチーフに大胆に空想を交えて描く、夢に向かってまっすぐ生きる青年の物語。大空への憧れ…時空を超えた友情…切ない夫婦愛… 宮崎駿監督の想いが詰まった感動作です。
先週お送りした「あなたの好きなジブリヒロイン」企画では、本作のヒロイン・里見菜穂子にも多くの推薦コメントをいただきました。今回はその一部を紹介します。
【菜穂子が好きな理由】
・堀越二郎さんを強く暖かい愛で包み、守っている姿がとても美しいから。
・病気と戦い二郎と1日1日を大事に生きようとしている。
・芯のある心の強い女性だから。愛する人のために自分の痛々しい姿を見せない所に魅力を感じた
・他人を思いやる心を忘れず、女性としてのプライドも忘れずに最後まで生きたところ
・自分の生きたい様に懸命に生きていることがとても強い女性だと思った。
・挫折した堀越二郎を設計家として生き返らせ、当時の女性の生き方として美しいと感じたから
そして、好きなセリフ、シーンとしては、
・二郎と再会し、虹を見ながら「生きているって素敵ですね」というセリフ
・泉のほとりで改めて自己紹介をするシーン
・結婚式の晴れ姿
などに多くの声が集まりました。
そして、なんといっても多かったのが、ラストシーンとそのセリフ。
その素敵なシーンは、是非明日の放送でお楽しみください。
辛い時代に、まっすぐに生きた菜穂子と二郎。その姿を是非見届けてください。
『劇場版 アーヤと魔女』いよいよ明日公開
そして、スタジオジブリの新ヒロイン!宮崎吾朗監督『劇場版 アーヤと魔女』は、いよいよ明日公開。テレビでも劇場でも、ジブリの魅力をまとめて楽しみましょう!
- 『風立ちぬ』(2013)
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8月27日(金)よる9時00分~11時34分 ※放送枠40分拡大 ノーカット放送
◆監督・原作・脚本:宮崎駿 ◆音楽:久石譲 ◆主題歌:荒井由実「ひこうき雲」
◆声の出演:庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、風間杜夫、竹下景子、志田未来、國村隼、大竹しのぶ、野村萬斎かつて、日本で戦争があった。大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのに辛い時代だった。そして、日本は戦争へ突入していった。当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、後に神話と化した零戦の誕生、薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く―。