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伝説のロックバンド「クイーン」のメインボーカル フレディ・マーキュリーの劇的な半生を描き、全世界で社会現象を巻き起こした『ボヘミアン・ラプソディ』がいよいよ今夜地上波初放送されます。そこで、作品をより楽しんで頂くため、映画の注目ポイントをご紹介します!
ポイント1:オープニングの音色
オープニングは、おなじみの20世紀FOXのロゴタイトルですが、今回はファンファーレの音色に注目!なんと、クイーンのオリジナルメンバーのブライアン・メイと、ロジャー・テイラーの演奏による特別バージョンになっています!
それもそのはず、本作の音楽総指揮はこの2人がつとめているのです。ですから映画本編の音楽のクオリティの高さも保証済み!!
ポイント2:名曲誕生のエピソード
映画のタイトルにもなった名曲「ボヘミアン・ラプソディ」。ラジオでプレイされる事を前提に「シングル曲の長さは3分」が標準だった時代に、約6分という長尺シングルは当時としては異例の存在でした。「クイーンは未知なる存在だ!どんな型にもはまらない。」というセリフとともに、この名曲誕生の舞台裏が明かされます。そして、独特の手拍子で盛り上がる名曲「ウィー・ウィル・ロック・ユー」誕生の舞台裏も!今ほど録音技術が発達していないアナログ全盛時代に、どんなレコーディングが行われていたのかも見どころのひとつです。
ポイント3:スーパースターの光と影
出す曲出す曲が大ヒットする一方で、孤独を募らせていくフレディ。一人で暮らす豪邸は成功(光)の象徴でもあり、孤独(影)の象徴でもあります。隣には恋人のメアリーが住んでいますが、フレディがゲイである事を察知したメアリーの心は、すでにフレディから離れてしまっています。一方でフレディはメアリーへの愛情を捨てきれません。そんなフレディが隣家のメアリーに窓越しに取った行動とは?すれ違う二人の思いが見事に表現されています。
ポイント4:猫たちがとっても魅力的!
一部では、本作が「ネコ映画」としても高く評価されています。フレディの“ネコ好き”はファンの間では有名な話ですが、映画に登場するネコたちの可愛さも只者ではありません。フレディの自宅の窓辺で、リビングで、そしてピアノの上で!メンバー並みの存在感を示すフレディのネコたち…。音楽ファンだけでなく、ネコ好きのみなさんもきっと満足できる映画となっています!
ポイント5:クイーンのメンバー愛
ライブエイド本番が迫る中、フレディはメンバーにライブエイドへの熱い思いを口にします。そんなフレディにメンバーは「お前は伝説だ」とリスペクトの言葉をかけます。それに応えるフレディのメンバー愛あふれる言葉とは?分裂していたクイーンが再び一つになり、ライブエイド本番に向かってゆくとても重要なシーンです。
ポイント6:「ライブエイド」でのライブシーンに注目
ストーリーのクライマックスになっている1985年のライブエイドでのステージ。
実際のライブエイドでも何万もの観客を巻き込んだクイーンのステージは伝説になっていますが、映画での再現ぶりにも注目です!郊外で組まれた巨大セットで1日に1曲ずつ撮影されたという力の入りよう!タバコの吸い殻やドリンクのカップまでディテールが再現されています。ブライアンとロジャー2人がしっかり監修しているからこそ、当時のライブエイドのサウンドと熱気が完璧に再現され、本物のライブエイドを見ている様な気持ちにさせられます!そして本物のフレディ・マーキュリーが乗り移ったかのようなラミ・マレックの渾身のパフォーマンスに大注目です!!
今回の金曜ロードショーのオープニングにも注目!
今回は金曜ロードショー35周年記念作品第2弾という事で、懐かしの2代目オープニングで始まります!(1月の35周年記念作品第1弾『パラサイト 半地下の家族』では初代オープニングを放送)懐かしさを感じる人も、初めて見る人もお楽しみに!
- 『ボヘミアン・ラプソディ』(2018 英・米)
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6月4日(金)よる9時00分~11時39分 ※本編ノーカット、放送枠45分拡大
◆監督:ブライアン・シンガー ◆音楽プロデューサー:ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー
◆出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョセフ・マッゼロ、トム・ホランダー、マイク・マイヤーズ常識を打ち破る革新的な音楽を次々と生み出し、スターダムを一気に駆け上がったフレディと仲間たち。今なお語り継がれる劇的なパフォーマンスを披露した彼らの華やかな活躍の裏には誰も知らないストーリーがあった…。数々のヒット曲を放ち、一躍世界的な大スターとなったクイーン。そしてフレディは“史上最高のエンターテイナー”とまで称されるようになる。しかし成功の光に照らされる一方で彼には孤独の影が忍び寄っていた。
繰り返すメンバーとの衝突…崩壊寸前だったバンドは、20世紀最大の音楽イベント“ライブ・エイド”へ出演する事となる。そしてその時、永遠に語り継がれるラスト21分のパフォーマンスに込められたフレディとメンバーの想いと秘められた真実が、観る者の魂を熱く震わせる―。