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2021.5.28

最新作『竜とそばかすの姫』公開記念!3週連続細田守SP!

放送する3作品のポスター

7月16日(金)にいよいよ公開となるスタジオ地図作品、細田守監督待望の最新作『竜とそばかすの姫』。その公開を記念して金曜ロードショーでは、7月2日から「3週連続 細田守SP」と銘打ち、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『サマーウォーズ』の3作品の放送が決定しました。
細田守監督は2006年公開の『時をかける少女』以降、監督した5作品すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、前作『未来のミライ』では米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど国内外で高い評価を得ています。
そんな細田守監督が、未開の境地に辿り着くのが『竜とそばかすの姫』。この3作を見れば、いずれも細田監督が辿ってきた最新作にも通ずるルーツが見つかるはず。最新作を見る前に、細田守の世界をお楽しみください。

●7月2日は、母と子を描く感動作『おおかみこどもの雨と雪』

おおかみこどもの雨と雪のワンシーン

『時をかける少女』『サマーウォーズ』に続き、細田守監督の名を世界に知らしめた大ヒット作。スタジオ地図設立後初めての作品です。
大学生の花は“おおかみおとこ”と恋に落ち、やがて生まれた姉弟は、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、《おおかみこども》だった―。豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住んだ母と子の、13年間にわたる感動の物語。たくさんの里の人たちに見守られながら、手探りで子育てに奮闘する花。周りとは違う自分に戸惑いながら成長していく雪と雨。それぞれの葛藤と成長は誰の心にも響くこと間違いなしです。

●7月9日は、“新しい家族の形”を描く最大ヒット作『バケモノの子』

バケモノの子のワンシーン

2015年公開の邦画No.1となる興行収入を記録し、細田監督作品最大のヒット作となった“新冒険活劇”。
舞台は東京・渋谷とバケモノが暮らす異世界・“渋天街”。孤独な少年・九太と、暴れん坊のバケモノ・熊徹のちょっと変わった「親子の絆」を描く感動の物語です。“家族”は、細田守監督が描き続ける大きなテーマの一つですが、本作でも“新しい家族の形”が描かれます。熊徹役の役所広司、九太役の染谷将太は、『竜とそばかすの姫』にも出演が決定しています。

●7月16日は、最新作の世界観の原点!?『サマーウォーズ』

サマーウォーズのワンシーン

最新作『竜とそばかすの姫』の公開日となる3週目には、『サマーウォーズ』が登場。
『竜と~』の<U>と呼ばれる仮想世界は、本作の<OZ>に似ていると話題になっています。
ちょっと気弱な男子高校生が、憧れの先輩とその大家族とともに、“愛”と“絆”を武器に世界の危機に立ち向かう壮大な感動物語。公開から12年となりますが、仮想世界OZの設定は、まさに現実が近づいてきたと言えます。作中では「ネットの中だからって何でもやっていいと思ったら大間違いだ!」と言う、まさにいまの時代にこそ響くセリフも出てきます。
2017年の放送では「#サマーウォーズ」がTwitter世界トレンドワード1位となるなど放送の度に注目される本作。『竜とそばかすの姫』とあわせて、ぜひお楽しみください!

細田守監督 コメント

新作『竜とそばかすの姫』公開タイミングに合わせての3週連続放送、嬉しく思います。今回の作品は、いろんな過去作品の連続性上にある、と考えています。一番大きいのは、『サマーウォーズ』、インターネット世界が舞台、という大きな共通点があります。『おおかみこどもの雨と雪』とも親子の話であるという接点がありますし、『バケモノの子』の「擬似家族」というテーマ性とも共通点がある。その意味でも3本のチョイスは素晴らしいラインナップだと思います。
夏は映画のシーズンであります。夏休みの到来とともに、気分を盛り上げるのも映画が果たせる役割に他なりません!コロナ禍の自粛生活でストレスも溜まる日々が続きます。そんな中、ぜひ今回の「金曜ロードショー」の3週連続放送を楽しんでいただき、その上で新作『竜とそばかすの姫』を劇場で見て頂くことで、みなさんの夏の盛り上げを彩ることができたら、幸いです!

番組キャラクター“アンク”の生みの親は細田守監督!

アンク

金曜ロードショーでは2018年7月20日からスタジオ地図が手掛けたオープニングを放送しています。そのオープニングにも登場する番組キャラクター“アンク”の生みの親は、実は細田守監督なんです。

『おおかみこどもの雨と雪』(2012)
おおかみこどもの雨と雪のメインビジュアル

7月2日(金)よる9時00分~11時19分 ※放送枠25分拡大 本編ノーカット

◆監督・脚本・原作:細田守
◆脚本;奥寺佐渡子 ◆キャラクターデザイン:貞本義行
◆音楽:高木正勝 ◆企画・制作:スタジオ地図
◆声の出演:宮﨑あおい 大沢たかお 黒木華 西井幸人 大野百花 加部亜門 菅原文太

主人公は両親を亡くしてアルバイトをしながら大学に通う、花。大学の講義に潜り込んでいた不思議な男性と恋に落ちますが、彼はなんと<おおかみおとこ>でした。彼の秘密を受け入れ、共に暮らすようになった花は、彼との間に新しい命を授かります。長女の雪と、弟の雨。しかし、雨が産まれてまもなく、彼は命を落としてしまいます。
たったひとりで“おおかみこども”を育てることになった花。ふたりの将来“人間として生きるか、おおかみとして生きるか”を案じて、人里離れた田舎へと移り住むことにしますが…

『バケモノの子』(2015)
バケモノの子のメインビジュアル

7月9日(金)よる9時00分~11時19分 ※放送枠25分拡大 本編ノーカット

◆監督・脚本・原作:細田守 ◆音楽:高木正勝
◆企画・制作:スタジオ地図
◆声の出演:役所広司 宮崎あおい 染谷将太 広瀬すず リリー・フランキー 大泉洋 津川雅彦

物語の舞台は、東京・渋谷と、渋谷によく似たバケモノの異世界・渋天街。ひとりぼっちの孤独な少年・九太が、ひょんなことから渋天街の暴れん坊の熊徹と出会い、彼の元で“修行”することになる。共に暮らし修行を続けるうちに、2人は本当の親子のような固い絆で結ばれていく・・・。

『サマーウォーズ』(2009)
サマーウォーズのメインビジュアル

7月16日(金)よる9時00分~10時54分

◆監督:細田守 ◆脚本;奥寺佐渡子 ◆キャラクターデザイン:貞本義行
◆音楽:松本晃彦
◆声の出演:神木隆之介 桜庭ななみ 谷村美月 斎藤歩 横川貴大 富司純子

数学オリンピックへの出場を逃した高校2年生の小磯健二。夏休みの予定は買い物や、行政手続きなど、あらゆることができる仮想世界<OZ>の保守点検のバイトだけ。ある日、健二は憧れの先輩の夏希に頼まれ、長野県上田市にある彼女の田舎に行くことに。夏希との旅行に胸を躍らせる健二だったが、彼女の曾祖母・栄の誕生祝いのために集まった親戚一同の前で突然健二を自分のフィアンセだと紹介される!その一方で<OZ>の世界で恐ろしい事態が起こる。健二のアカウントが乗っ取られ、システムに障害を起こしてしまったのだ。容疑者として疑われる健二…。さらに、その障害は世界に危機をもたらそうとしていた…!!

新作映画情報「竜とそばかすの姫」
竜とそばかすの姫のイメージ

7月16日全国公開

◆原作・脚本・監督:細田守
◆企画・制作:スタジオ地図
◆音楽監督/音楽:岩崎太整 ◆音楽:Ludvig Forssell 坂東祐大

自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。
母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。
数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった———

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