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2025.7.11

8月1日は「サマーウォーズの日」!田舎の大家族が、世界の危機に立ち向かう!!8月1日(金)『サマーウォーズ』放送決定!細田守監督・最新作『果てしなきスカーレット』初公開映像も!!

『サマーウォーズ』メイン画像

毎年8月1日は、「サマーウォーズの日」。今から16年前の2009年8月1日にスタジオ地図・細田守監督作品『サマーウォーズ』が公開されました!また、物語のキーマンの一人、栄おばあちゃんの誕生日でもあります。金曜ロードショーでは、それにちなんで8月1日(金)に『サマーウォーズ』を放送します!
前作『時をかける少女』がアヌシー国際アニメーション映画祭・長編部門特別賞を受賞するなど、国内外で高く評価された細田守監督が次に手掛けたオリジナルストーリーによるSFアニメーションです。
物語の舞台は現実の世界と仮想世界「OZ(オズ)」が共存する社会。数学が得意な高校生・健二は、ある日憧れの先輩、夏希に誘われて夏希の実家を訪れるが、そこは戦国時代から続く名門・陣内家の大家族が暮らす家だった!そんな時、健二の携帯電話に不審な数学クイズのメールが届く。軽い気持ちでクイズを解答すると、翌朝、OZに謎のアバターが出現!仮想世界の管理システムが破壊され世界中が大混乱に陥る‼アカウントが盗まれ犯人とされてしまった健二は、陣内家当主・栄おばあちゃんの指揮のもと、陣内家の面々と共にOZに潜む敵に立ち向かっていくという物語。

“『サマーウォーズ』場面画像"

主人公、小磯健二の声には、声優としても定評のある神木隆之介。ヒロインの篠原夏希の声には、本作が声優デビュー作となった俳優の宮内ひとみ(旧芸名:桜庭ななみ)、夏希の曾祖母、陣内栄の声には、俳優の富司純子。風来坊の陣内侘助の声は、つい先日、惜しくも亡くなられた俳優の斎藤歩。

“『サマーウォーズ』場面画像"

監督の細田守は、『劇場版デジモンアドベンチャー』(1999)で映画監督デビュー。フリーとなって監督した映画『時をかける少女』(2006)で日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞をはじめ、国内外で数々の賞を受賞し高い評価を受けました。2018年公開の『未来のミライ』では、スタジオジブリ作品以外で唯一、米アカデミー賞の長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど、日本を代表するアニメーション映画監督の一人です。脚本は、その後『八日目の蝉』(2011)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した奥寺佐渡子。キャラクターデザインは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの貞本義行。美術監督は、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など、スタジオジブリ作品を多く手がける武重洋二。

“『サマーウォーズ』場面画像"

時代に先駆けて「仮想世界」を舞台に起こる事件を描いた先進性。長野県・上田市の旧家を舞台とした美しい風景。家族の大切さを実感するストーリー。細田守監督作品ならではの魅力が余すところ無く詰まった、夏休みにピッタリな本作を、ぜひご家族みなさんでご覧ください!

また、番組の後半では、この冬11月21日(金)に公開が決定している細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』のテレビ初放送映像が流れるので、最後まで絶対にお見逃しなく!

【登場人物】

●小磯 健二(こいそ・けんじ)

『サマーウォーズ』場面画像

17歳、東京都内にある久遠寺高校の2年生。物理部に所属する、引っ込み思案で内気な性格の理科系男子。夏休みには友人と共にネット内をメンテするアルバイトをする予定だったが、ふとしたきっかけから憧れの先輩である篠原夏希に誘われ、長野県の上田市を訪れる。数学が特技だが、数学オリンピックの日本代表選に敗れ、代表になれなかったことを悔いている。しかしその特技が、やがて世界の危機に立ち向かう切り札に。

●篠原 夏希(しのはら・なつき)

『サマーウォーズ』場面画像

18歳、篠原家の長女。陣内栄の曾孫(ひまご)にあたる。剣道部に所属する校内のアイドル的少女で、健二の先輩。夏休みに曾祖母(そうそぼ)である栄の誕生日を祝うために、長野県の上田市に行くことになる。しかし「今度来るときには、お婿さんを連れてくる」という栄との約束を果たすため、小磯健二に「フィアンセ」のバイトをお願いすることに。白いワンピース姿がすがすがしい美少女だが、天然ボケな一面も。

●陣内 栄(じんのうち・さかえ)

『サマーウォーズ』場面画像

戦国時代から数百年以上続いている陣内家16代目の当主。曾孫(ひまご)まで四世代にわたる大家族の長である。90歳の誕生日を迎え、そのお祝いのため各地から大勢の親族が集まってくる。古武道の心得もあり、年齢を感じさせないバイタリティーにあふれた老婦人。戦国時代に郷土のために尽くした祖先の気風を受け継ぎ、政財界にも幅広い人脈を持っている。突如現われた「フィアンセ」の健二を受け入れ、世界の危機に一族を率い立ち向かう。

●池沢佳主馬(いけざわ・かずま)

『サマーウォーズ』場面画像

13歳、栄の曾孫(ひまご)の一人。部屋にこもりがちで暗めなオタク少年に見えるが、じつは格闘ネットゲームの世界的チャンピオンで、電脳世界では「格闘王キングカズマ」を操る達人。世界的な企業をスポンサーにもつ、スーパープレーヤーである。自分の実力には自信があり、その態度が原因で過去にはいじめられっ子だったことも。格闘ゲームを極めるために「師匠」の手ほどきで修行を続けている。

●陣内侘助(じんのうち・わびすけ)

『サマーウォーズ』場面画像

41歳、陣内家の当主だった大おじいちゃんの隠し子。一族の資産を持ち逃げして、十年間行方不明だったが、栄おばあちゃんの90歳の誕生日の日に突然帰ってきた。どうやらその間にアメリカで人工知能の研究に没頭していたらしい。実はそれが大事件の元凶で、「ラブマシーン」と関係あるようなのだが…。風来坊だが、天才的な切れ味の頭脳の持ち主。夏希の初恋の人でもある。

『サマーウォーズ』(2009)
『サマーウォーズ』

8月1日(金)よる9時00分~10時54分

◆監督・原作:細田 守
◆脚本:奥寺佐渡子
◆キャラクターデザイン:貞本義行
◆作画監督:青山浩行
◆美術監督:武重洋二
◆CGディレクター:堀部 亮
◆色彩設計:鎌田千賀子
◆声の出演
小磯健二:神木隆之介
篠原夏希:宮内ひとみ(旧芸名:桜庭ななみ)
陣内侘助:斎藤歩
池沢佳主馬:谷村美月
陣内栄:富司純子

【ストーリー】
人々は、ショッピングからゲーム、各種のコミュニケーション、そして行政手続きに至るまで、生活の多くをインターネット上の仮想世界<OZ(オズ)>で行うようになっていた。ある夏の日、友人の佐久間とともに<OZ>の保守のアルバイトをしていた高校生・健二(けんじ)は、あこがれの先輩・夏希(なつき)から、一緒に彼女の田舎まで旅行をするという「バイト」に誘われる。
長野の夏希の実家・陣内家(じんのうちけ)は、戦国時代から続く名家で、曾祖母の栄(さかえ)ばあちゃんを筆頭に個性豊かな面々がそろったエネルギッシュな大家族。バイトの内容は、この家族たちの前で夏希のフィアンセ役を演じるというものだった。その夜、健二の携帯電話に数百の数字が羅列した暗号らしきメールが届く。数学が得意な健二は、徹夜で解答を導き出した。翌朝、<OZ>のセキュリティーが何者かに破られ、現実とOZ、2つの世界が大混乱に陥る。健二は一時、その犯人と疑われるが、真相は、「ラブマシーン」というインターネット上の人工知能が巻き起こしたことだとわかる。しかもラブマシーンの元を作ったのは、陣内家の問題児・侘助(わびすけ)だったのだ。侘助は、栄に認められたいという一心で開発に取り組んだのだが、結果として「ひとさま」に大きな迷惑をかけたということで、栄や陣内家の面々から非難を浴び、姿を消す。いったんは栄の持つ幅広い人脈によって騒ぎは収まったかに見えた。しかし栄は心臓発作で急死し、ラブマシーンの狡猾な挑戦はエスカレートしていく。健二や<OZ>の格闘ゲームのチャンピオンである佳主馬(かずま)ら男性陣が弔い合戦を挑むが、敗北。ラブマシーンは、報復として、小惑星探査機を世界中のどこかの原発に落とすと脅しをかけてきた。刻々と落下時間が迫る。「まだ負けてない」健二の言葉と栄の残した遺言に勇気づけられた一家に、夏希が説得して呼び戻した侘助も参加。
ついに、陣内家とラブマシーンとの世界の運命をかけた戦いが始まった。

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