金曜ロードショーが放送を開始したのは、今から38年前の1985年10月4日。その記念すべき、第1回の放送作品は『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でした。
この作品こそ、後に世界的な大ヒットシリーズとなる「インディ・ジョーンズ」フランチャイズの第1作となり、その後、第2作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、第3作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』、第4作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が公開、これらすべてのParamount Picturesの映画が世界中で大ヒットを記録しました。そして、来る6月30日(金)、第4作公開から15年の月日を経て、遂に最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開されます!
金曜ロードショーでは、その最新作公開を記念して、5月、6月に2作ずつ、「インディ―・ジョーンズ」シリーズ4作を放送!『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の金曜ロードショーでの初放送から、第3作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』までインディ役のハリソン・フォードの吹替を担当してきた村井國夫(当時の表記は「村井国夫」)さんが、今回、特別に第4作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の金曜ロードショー・オリジナルの吹替を新録音。これで、第1作~第4作のインディを全て、耳なじみのある村井國夫吹替でご覧頂く事ができます。
待ちに待った最新作をより楽しむために、是非、この機会に金曜ロードショーでシリーズ4作品をご覧ください!
【「インディ・ジョーンズ」フランチャイズとは…】
「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスが原案と総指揮、『ジョーズ』『未知との遭遇』のスティーヴン・スピルバーグが監督という当代きってのドリーム・チームがタッグを組んだ、冒険活劇の金字塔!ハリソン・フォードが考古学者で冒険家でもある、ジョーンズ博士を演じます。全世界で記録的大ヒットとなった本フランチャイズは、4作合計の興行収入が20億ドル(約2,800億円)にも及ぶ、超・メガヒットシリーズ!音楽は勿論、ルーカス作品、スピルバーグ作品には欠かせない、グラミー賞25回、アカデミー賞5回、ゴールデングローブ賞4回の受賞に輝く巨匠ジョン・ウィリアムズ。誰もが耳にした事のあるお馴染みのテーマ曲に乗り、ハラハラ・ドキドキのアクションが繰り広げられます!
●第1作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)
「インディ・ジョーンズ」フランチャイズの記念すべき第1作。「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスと『ジョーズ』『未知との遭遇』のスティーヴン・スピルバーグの夢のコンビが初めて手を組んだノンストップ冒険活劇。主演は当時、ルーカスの「スター・ウォーズ」フランチャイズでハン・ソロを演じていたハリソン・フォード。インディのかつての恋人、マリオン役は、『3人のゴースト』のカレン・アレン。
舞台は、第二次世界大戦がはじまる直前の1936年。ハリソン・フォード演じる考古学者のインディ・ジョーンズとナチスドイツが、「モーセの十戒」が刻まれた石板が収められ、神秘の力を宿しているという「契約の箱(アーク《聖櫃》)」を巡り、激しい争奪戦を展開します。原案はジョージ・ルーカスとフィリップ・カウフマン。脚本は『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』のローレンス・カスダン。
●第2作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)
シリーズ第2作。舞台は、前作の1年前の1935年。ヒマラヤの奥地で誘拐された村の子ども達と秘宝を奪還するため、邪教集団と対決する冒険アクション・アドベンチャー作品。
前作にも増してスリリングなアクションシーンが満載の本作ですが、「聖なる石」の採掘現場からトロッコに乗って脱出するシーンは、まさにスピルバーグ演出の真骨頂!次から次へとインディたちに降りかかるアクシデントに息つく間を与えない、まさにジェットコースター・ムービーそのものの迫力シーンの連続です。
脚本は『アメリカン・グラフィティ』のウィラード・ハイクと、グロリア・カッツ。クラブシンガーのウィリー・スコット役には、後にスピルバーグ監督と結婚する、ケイト・キャプショー。相棒の少年、ショーティ(ショート・ラウンド)役は、本作の翌年公開のスピルバーグ作品『グーニーズ』にも出演して当時人気を博したベトナム移民の子役、キー・ホイ・クァン。彼は一時期、制作側のスタッフとして映画制作に参加していましたが、昨年公開の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のオーディションに参加して俳優業に本格復帰、その演技が評価され、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞で助演男優賞を獲得。ゴールデングローブ賞の授賞式ではスピルバーグ監督と、アカデミー賞の授賞式ではハリソン・フォードと感動の再会を果たした場面が世界中で話題となりました。
●第3作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)
キリストが最後の晩餐で使用し、永遠の命を得ることができるという“聖杯”を巡って、インディが再びナチスと争奪戦を繰り広げる第3作では、シリーズで初めてインディの父親ヘンリーが登場。インディと同じく考古学教授で中世文学の教授でもある父と子の葛藤や対立も描かれます。また、本作では、インディの少年時代も描かれ、彼にまつわる数々の謎も解明されます。
インディの父ヘンリーを初代007で知られる名優ショーン・コネリーが、少年時代のインディを本作の4年後23歳で早逝する伝説の俳優リバー・フェニックスが演じました。
誘拐された父親を捜して、アメリカのユタからベニス、そして砂漠の聖地へと続く冒険は、ノンストップのアクションの連続!なかでも、本作のロケ地となった事で一躍有名になったヨルダンの世界遺産・ペトラ遺跡で撮影されたクライマックスは圧巻です。脚本は「リーサル・ウェポン」シリーズのジェフリー・ボーム。
●第4作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)
1989年公開のフランチャイズ第3作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」以来19年ぶりの続編となる第4作は、米ソ冷戦下の1957年を舞台に、南米アマゾンの山奥に眠る神秘的なパワーがあるという秘宝“クリスタル・スカル”を巡って、インディとソ連の精鋭部隊が争奪戦を繰り広げる。
インディの相棒役、マットに『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフ、KGBのエージェントで、ソ連軍の大佐、イリーナには『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したケイト・ブランシェット。脚本は「宇宙戦争」のデビッド・コープ。吹き替えは、今回放送のために新たに「金曜ロードショー・オリジナル版」を制作。第1作から第3作までインディの声を担当していた村井國夫さん(旧表記:村井国夫)が、この第4作でもインディの声を担当します!
The films are distributed by Paramount Global Content Distribution.
これらはParamountグローバル・コンテンツ・ディストリビューションが配給する作品です。
- 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981米)
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5月19日(金)よる9時00分~11時19分 ※25分枠拡大
◆監督:スティーヴン・スピルバーグ
◆製作総指揮:ジョージ・ルーカス、ハワード・カザンジャン
◆製作:フランク・マーシャル
◆原案:ジョージ・ルーカス、フィリップ・カウフマン
◆脚本:ローレンス・カスダン
◆音楽:ジョン・ウィリアムズ
◆出演
インディ・ジョーンズ:ハリソン・フォード(声:村井國夫)
マリオン:カレン・アレン(声:戸田恵子)
ベロック:ポール・フリーマン(声:田口計)
トート:ロナルド・レイシー(声:内海賢二)
サラー:ジョン・リス=デイビス(声:小林修)
マーカス:デンホルム・エリオット(声:宮川洋一)
サティポ:アルフレッド・モリナ(声:野島昭生)
ディートリッヒ:ウォルフ・カーラー(声:阪脩)
イートン:ウィリアム・フットキンス(声:今西正男)【ストーリー】
舞台は1936年。考古学教授インディ・ジョーンズは米政府から、ある歴史的遺物をナチスの手に渡る前に探してほしいと依頼される。それは手にした者が巨大な力を得るという「モーセの十戒」の石板を収めた聖なる櫃、“アーク”。インディは、手がかりを求めてアーク研究家であるかつての恩師に会いにネパールに向かうが、そこでナチスに襲撃される。恩師の娘で元恋人でもあるマリオンと力を合わせ、辛うじて危機を脱したインディは、アークの所在を求めてエジプトへ向かうが、そこでマリオンがナチスにさらわれてしまう…。
- 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984米)
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5月26日(金)よる9時00分~11時19分 ※25分枠拡大
◆監督:スティーヴン・スピルバーグ
◆製作:ロバート・ワッツ
◆原案:ジョージ・ルーカス
◆脚本:ウィラード・ハイク/グロリア・カッツ
◆音楽:ジョン・ウィリアムズ
◆製作総指揮:ジョージ・ルーカス/フランク・マーシャル
◆撮影:ダグラス・スローカム
◆編集:マイケル・カーン
◆プロダクション・デザイン:エリオット・スコット
◆出演
インディ・ジョーンズ:ハリソン・フォード(声:村井國夫)
ウィリー・スコット:ケイト・キャプショー(声:藤田淑子)
ショート・ラウンド:キー・ホイ・クァン(声:田中真弓)
モラ・ラム:アムリッシュ・プリ(声:石田弦太郎)
チャターラル:ロシャン・セス(声:羽佐間道夫)
ブランバート:フィリップ・ストーン(声:北村弘一)
ラオ:ロイ・チャオ(声:内海賢二)
カオ:リック・ヤン(声:小室正幸)
チェン:チュア・カー・ジョー(声:大滝進矢)
ウェバー:ダン・エイクロイド(声:加藤正之)【ストーリー】
1935年の上海。暗黒街のボスとの取引に訪れたインディはボスの罠にはめられ、命からがら脱出。相棒の中国人少年ショーティ、上海のナイトクラブで知り合った美女ウィリーとともに、インド奥地に逃げこむ。だが、寂れはてた村にたどり着いたインディたちは、村に襲いかかる邪教集団の存在を知り、村から奪われた聖なる石の奪回を頼まれる。かくしてインディは村の存亡を担ってジャングル奥地の魔宮を目指すのだった。
- 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989米)
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6月23日(金)よる9時00分~11時29分 ※35分枠拡大
◆監督:スティーヴン・スピルバーグ
◆製作:ロバート・ワッツ
◆原案:ジョージ・ルーカス/メノ・メイエス
◆脚本:ジェフリー・ボーム
◆音楽:ジョン・ウィリアムズ
◆製作総指揮:ジョージ・ルーカス/フランク・マーシャル
◆撮影:ダグラス・スローカム
◆編集:マイケル・カーン
◆プロダクション・デザイン:エリオット・スコット
◆出演
インディ・ジョーンズ:ハリソン・フォード(声:村井國夫)
ヘンリー・ジョーンズ:ショーン・コネリー(声:若山弦蔵)
マーカス:デンホルム・エリオット(声:内田稔)
エルザ:アリソン・ドゥーディ(声:塩田朋子)
サラー:ジョン・リス=デイビス(声:飯塚昭三)
ドノヴァン:ジュリアン・グローバー(声:小林勝彦)
インディ少年:リバー・フェニックス(声:鳥海勝美)
大佐:マイケル・バーン(声:青野武)
老騎士:ロバート・エディソン(声:納谷悟朗)
サルタン:アレクセイ・セイル(声:青森伸)【ストーリー】
舞台は1938年。キリストが最後の晩餐で使用し、永遠の命を得ることができるという“聖杯”を追うナチスは、聖杯の権威であるインディの父・ヘンリーを誘拐。インディは、父・ヘンリーが消息を絶ったベネチアで父の同僚シュナイダー博士と合流し、父から託された聖杯日誌を頼りに、聖杯の在処を探す。ネズミだらけのベニスのカタコンベ(地下墓地)を駆け抜け、ナチスの戦闘機との決死ドッグファイトに挑み、さらには、強大な火力を誇る戦車に果敢に立ち向かうインディ。果たして聖杯を手にするのはナチスか、インディか!?
- 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008米)
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6月30日(金)よる9時00分~11時24分 ※30分枠拡大
◆監督:スティーヴン・スピルバーグ
◆製作総指揮:ジョージ・ルーカス、キャスリーン・ケネディ
◆製作:フランク・マーシャル
◆原案:ジョージ・ルーカス、ジェフ・ネイサンソン
◆脚本:デビッド・コープ
◆撮影監督:ヤヌス・カミンスキー
◆音楽:ジョン・ウィリアムズ
◆出演
インディ・ジョーンズ:ハリソン・フォード(声:村井國夫)※金曜ロードショー・オリジナル新録音
マリオン・レイブンウッド:カレン・アレン(声:土井美加)
イリーナ・スパルコ:ケイト・ブランシェット(声:本田貴子)
マック:レイ・ウィンストン(声:松井範雄)
ハロルド・オックスリー:ジョン・ハート(声:中博史)
チャールズ・スタンフォース:ジム・ブロードベント(声:坂口芳貞)
マット・ウィリアムズ:シャイア・ラブーフ(声:細谷佳正)【ストーリー】
東西冷戦時代の1957年。アメリカ国内の米軍基地を女KGBスパイ、スパルコ率いるソ連軍が襲撃。捕らえたインディに銃を突きつけ、神秘の力を秘めたクリスタル・スカルの捜索を強要する。インディはなんとか逃げ延びたものの、彼の前にマットという謎の青年が出現。マットによると、クリスタル・スカルを追っていたインディの旧友オックスリー教授に危機が迫っているという。クリスタル・スカルの謎を解くため、インディとマットはオックスリーを探しにペルーへ飛ぶが…。