2月の金曜ロードショーは、3週連続で1980年代、1990年代、2000年代の名作洋画を放送!第1弾の今夜は、シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』公開を記念して、1984年公開の第1作『ゴーストバスターズ』を放送! 日本でも年間No.1の大ヒットとなった((一社)日本映画製作者連盟調べ)1980年代を代表するSF・アクション・コメディーの大傑作です!
名作洋画が大好きな映画大好き芸人こがけんが、金曜ロードショーの直前に放送される「まもなく金曜ロードショー」(よる8時54分~/関東ローカル)で、得意の“映画モノマネ”を交えて『ゴーストバスターズ』の魅力を語ります!
【こがけん コメント】
●「ゴーストバスターズ」の魅力は?
この作品は、科学者3人組が"ゴーストバスターズ"を結成して、街で悪さをするゴースト達を退治するというSFコメディーです。そして本作の魅力は何と言っても、怖さと笑いの〝イイとこ取り〟という点ですね。
そもそもゴーストバスターズ!なんて格好良い名前がついてますけど、格好はまるで清掃員のユニフォームみたいで、ゴーストを捕獲するマシンなんて、見た目こそゴツゴツしてますが、ほぼ掃除機ですよ!面白いですね。そんな彼らなんですが、なんだかへっぴり腰で頼りなくて見てて心配になってくるんです。
ただそれと同時にいつも自然体で肩に力が入ってなくて、妙な〝頼もしさ〟もあるんです。その彼らのお陰で、ゴースト退治というホラーな題材でも怖ーい雰囲気になりすぎず、安心して笑って楽しめるんですね。〝怖いのに笑えちゃう〟この絶妙なバランスこそが、本作の魅力だと思います。
他にも強烈なインパクトの脇役や愛嬌たっぷりの憎めないゴーストが出てくるのも楽しいですし、今見るとちょっぴりチープなCGもとっても味わい深いです。名シーンも色々とあるんです。
●特におすすめのシーンは…?
なんといっても最後のクライマックスのシーンですね!彼らが最後に対峙するのはゴーザというとてもとても凶悪な相手です。ゴーザに「お前たちが世界を破壊する方法を選べ」と言われるんですが、その際にゴーストバスターズのメンバーの一員であるレイモンドが、あるキャラクターを頭の中で想像してしまうんです。その結果、そのあるキャラクターにゴーザが変身して街を破壊しまくるんですけど、そのビジュアルがホントに可愛くて笑っちゃうんです。
クライマックスでこのままシリアスなシーンが続くのかと思いきや、気持ちイイくらい大きくコメディーに舵を切る本作、ホントにあっぱれとしか言いようがないですね。
●こがけん注目ポイント!
本作を監督しているのはアイヴァン・ライトマンという人で、最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の監督の名前はジェイソン・ライトマン。
う。実は、この二人は親子なんですね!父親のヒット作の続編を監督になった息子が撮ってるんです。なんともロマンがありますね。そう言った視点で続編を観るのも、一つの楽しみ方かもしれません。
そして極め付けは、なんといってもゴーストバスターズのテーマソングですね。レイ・パーカー,Jr.の歌う本作のテーマ曲は全世界で大ヒットしました。僕もカラオケで歌う大好きな曲です。こんな風に映画とそのテーマソングが大ヒットしたのも、MTVが始まった80年代ならではと言えますね。
ちなみに、彼らの乗る「ECTO-1(エクトワン)」という車がありますが、元々は救急車なんです。ゴーストを退治するための専用車が元救急車という皮肉は、ついニヤニヤしてしまいますね。怖さと笑いの究極のバランス。それがSFコメディーの傑作「ゴーストバスターズ」なんです!
- 『ゴーストバスターズ』(1984年 米)
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今夜 よる9時00分~10時54分
監督・製作:アイヴァン・ライトマン
製作総指揮:バーニー・ブリルスタイン
脚本:ダン・エイクロイド&ハロルド・ライミス
撮影:ラズロ・コバックス, A.S.C.
音楽:エルマー・バーンスタイン
作詞・歌:レイ・パーカー,Jr.[出演]
ピーター:ビル・マーレイ(安原義人)
レイモンド:ダン・エイクロイド(玄田哲章)
ディナ:シガニー・ウィーバー(駒塚由衣)
イゴン:ハロルド・ライミス(牛山 茂)
ルイス:リック・モラニス(高木 渉)
ジャニーン:アニー・ポッツ(安達 忍)
ウィンストン:アーニー・ハドソン(菅原正志)
【ストーリー】
ピーター、レイモンド、イゴンの科学者3人組が結成したオバケ撃退部隊“ゴーストバスターズ”。派手な宣伝のおかげで3人が一躍人気者になった頃、ニューヨークでは“門の神ズール”と“鍵の神ビンツ”が出会おうとしていた。2つの神が人間の体を借りて結合した時、世界は悪魔の支配下におかれてしまう。おまけにゴースト貯蔵庫から無数のオバケが解放され、街はいよいよ大混乱に。世界の危機を救うため、“ゴーストバスターズ”がついに立ち上がった・・・。