こんにちはー☆ 金曜ロードSHOW!プロデューサーのターニャです♡
映画を観て涙を流して感動する……そんな経験、誰でもお持ちだと思います。では、「優しい涙」を流したことはありますか? 涙は涙、種類なんてないでしょ? と思われた方、いえ、あるんです! 人の思いやりや優しさに心動かされ、気づけばさらさらと涙が頬を伝っている……それが私の言う「優しい涙」です。
今夜お届けする『ALWAYS 三丁目の夕日 ’64』はまさにそんな涙が止まらなくなる作品です!
こんにちはー☆ 金曜ロードSHOW!プロデューサーのターニャです♡
映画を観て涙を流して感動する……そんな経験、誰でもお持ちだと思います。では、「優しい涙」を流したことはありますか? 涙は涙、種類なんてないでしょ? と思われた方、いえ、あるんです! 人の思いやりや優しさに心動かされ、気づけばさらさらと涙が頬を伝っている……それが私の言う「優しい涙」です。
今夜お届けする『ALWAYS 三丁目の夕日 ’64』はまさにそんな涙が止まらなくなる作品です!
舞台はオリンピック開催に沸く1964年秋の東京。人情味溢れた下町・夕日町三丁目の個性豊かな住民たちが織りなす人間ドラマが笑いと涙と一緒に綴られていく物語です。ほのかな恋、出会いと別れ、新たな命の誕生、そして結婚……と人生の巣立ちがテーマになっています。
吉岡秀隆さん演じる作家・茶川竜之介と小雪さんが演じるヒロミ夫婦、自動車修理工場・鈴木オートの熱血社長・鈴木則文を堤真一さん、妻のトモエは薬師丸ひろ子さんが好演しているほか、青森から集団就職で鈴木オートにやってきた星野六子を堀北真希さんが演じます。ご存知の方も多いと思いますが、本作は大ヒットシリーズの第3弾。でも、ここから観ても、十分楽しめますので、ご安心を!
主人公・茶川が勘当されたと思っていた父親の思いを初めて知るシーン、茶川とヒロミ夫婦が里親として育ててきた淳之介が巣立つシーンなど、「泣きどころ」満載の本作ですが、私ターニャのオススメは何と言っても、六子と恋人が結婚したいという気持ちを社長夫妻に伝える一連のシーンです。青森から出てきた10代の頃から引き受け、工場のある自宅で共に暮らしてきた鈴木夫妻からすれば、家族も同然の六子。
その恋人で医師の菊池孝太郎(森山未來)から突然結婚したいと告げられ、大いに動揺しますが、結局受け入れることに。その際、菊池に告げる極めて強い脅し文句に、私の涙腺は崩壊しました。
その一言に鈴木社長の六子への愛が凝縮されていて、心を揺さぶられるのです。何度観ても、気づけばさらさらと優しい涙が流れている、まさにそんな感じで、山崎貴監督の術中にいつも物の見事にはめられてしまうのでした。必見です!
2017年も暮れに近づく今、東京オリンピック、という言葉で多くの人が連想するのは、2020年のオリンピックでしょう。関連のニュースも増えてきて、歴史的なイベントが近づいてくる高揚感が少しずつ高まっている気がします。そんな今だからこそ、前回の東京オリンピックで、人々はどんな風に感じていたのか、東京の街はどんな雰囲気だったのか、この映画を今観る意味の一つはそこにあると思います。
山崎貴監督が再現した1964年の東京。そこには、明るい未来を信じ、前向きに暮らす人々が描かれています。町工場が世界を目指す、といった熱気とハングリー精神からは、きっと元気をもらえます。そして夕日町三丁目の住人たちが織りなすドラマからは笑いと優しい涙がもたらされるはずです。人肌恋しい今の季節、今夜は『ALWAYS 三丁目の夕日’64』で“優しい涙”を流してくださいね。
今夜の放送時間、番組公式のFacebookや、Twitter、Instagramでは、作品の見どころや製作裏話などを生中継でお届けするLIVE配信を実施します。なんと山崎貴監督をゲストに迎え、人間そっくり自然な会話ができると話題の“美人”アンドロイド「ERICA」とコラボレーションします。
日本映画界のトップランナーにして、VFXの第一人者である山崎監督が最先端技術を駆使して製作されたアンドロイドとどんな化学反応を示すのか、こちらも必見です!LIVE配信には、私ターニャも出演しますので、金曜ロードSHOW!を観ながら、スマホやタブレットでお楽しみくださいね!
山崎貴監督、といえば、最新作『DESTINY 鎌倉ものがたり』が来月9日に公開となります。一足先に私も拝見しましたが、やはり涙腺を刺激される作品でした……。こちらは、優しい涙がさらさらと、ではなく切ない涙がぽろぽろと……という感じです。堺雅人さんと高畑充希さん演じる夫婦の絆、互いを想う愛の強さと深さに感動させられました。
最近気付いたことがあります。人が人を想う気持ちの深さ、想いの強さを感じる何かを見たとき、人間は心を強く揺さぶられ、感動するのだと。それは、時に思いが託された「物」だったり、思い出だったり、人が発する言葉だったりします。あるいは、言葉にならない表情であるかもしれません。『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズや『永遠のゼロ』でもそうでしたが、最新作の『DESTINY 鎌倉ものがたり』でも山崎監督は職人芸と呼ぶべき巧みさで観客の私たちに「想いの強さ」を提示します。
どうやって演出や発想が監督の頭で生まれるのか、LIVE配信では鋭く(?)迫りたいと思いますので、こちらもお見逃しなく!
それでは、みなさま、心に残る忘れられない映画体験を☆
・身長166cm、体重およそ40kg
・喜怒哀楽などの人間のような表情、会話ができるほか、インターネットにアクセスして情報収集も可能。
・国際放送機器展「InterBEE2017」でもイベントの様子を伝えるニュース原稿を読むなど技術を披露。
・アンドロイドERICA webサイト
日テレ『金曜ロードSHOW!』プロデューサーターニャ
日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』プロデューサー。報道局・社会部やカイロ支局勤務を経て、現在は編成局編成部で映画番組の編成を担当。火曜午前1:59~の『映画天国』(関東ローカル番組)のプロデューサーも兼ねる。