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2024.1.12

累計発行部数200万部突破の本屋大賞受賞作を映像化した劇場アニメ待望の地上波初放送!2月9日『かがみの孤城』すべての謎が明かされたとき、すべての人々の心が動く―

『かがみの孤城』作品画像

「本を最もよく知る立場」である全国書店員が選ぶ「本屋大賞」。2018年にその本屋大賞を史上最多得票数で受賞したベストセラー小説『かがみの孤城』。子どもから大人まで幅広い世代からの支持を集め、累計発行部数は200万部を突破し、大ヒットとなりました。
そんな多くの人から愛される『かがみの孤城』を、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』『カラフル』などを手がけ、繊細な心情描写で知られる原恵一監督が劇場アニメ化。2022年12月に公開されると瞬く間に話題になり、「その真相が明らかになるラスト15分に心震えた。」「日常生活や仕事で上手くいかないことがあっても、本作を見たら前向きな活力や元気がでる作品だった。」など感動のコメントが寄せられ、大ヒット!日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞にも選ばれました。
ファンタジーやミステリーという枠を超え、最後には、すべての人に生きる力を与えてくれる映画が、金曜ロードショーにて地上波初放送されます!子どもはもちろん、かつて子どもだった大人の方にも見てもらいたい作品です。

<『かがみの孤城』とは…>

『かがみの孤城』作品画像

学校での居場所をなくし、不登校となり部屋に閉じこもっていた中学生・こころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始める。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――。
さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった少女が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう。」「ただし、願いを叶えられるのはこの中の1人だけ」と告げられる。期限は約1年間。戸惑いながらも心通わせながら探す7人。果たして「鏡の中の城」で鍵を見つけることはできるのか?

<『かがみの孤城』のここに注目!>

●散りばめられた多くの謎と、引き込まれるストーリー
作者がもともと本格ミステリー作家ということもあって、謎解き要素が多く散りばめられており、それが本作の魅力となっています。

Q謎1:謎の少女「オオカミさま」
鏡の中の城にこころを含め7人を招き入れたのは、オオカミのお面を被った謎の少女。「鍵を見つければ願いが叶う」という鏡の中の城のルールの他にも、ヒントも教えてくれる。あどけない一面やかわいらしい一面も出てくることも。その目的が何なのか?正体は誰なのか?そもそも正体があるのか?すべてがミステリアスな存在となっている。
ちなみに声を演じるのは芦田愛菜さん。お面で表情が見えない分、セリフにどういった感情を乗せるべき悩みながら演じたそうです。

『かがみの孤城』場面写真

Q謎2:「鏡の中の城」とは?なぜこの7人が選ばれたのか?
宮殿のような内装、大きな暖炉の部屋、大理石の床などが特徴的な「鏡の中の城」。どこかファンタジックな異世界に集められた7人は、ここで「願いの叶う鍵」を宝探しすることになるのですが…。そもそもなぜこの7人だったのか?これも映画全体を通しての大きな謎として解き明かしていくことになります。
この城をデザインしたのは「攻殻機動隊SAC」シリーズのキャラクターデザインなども務めたアニメデザイナーのイリヤ・クブシノブさん。原恵一監督は城の内装をデザインしていくにあたり、ヨーロッパの城を知るイリヤさんの視点が欲しかったそうです。

『かがみの孤城』場面写真
『かがみの孤城』場面写真

Q謎3:現実世界とのリンクは?かみ合わない会話。
城の中で、同じ時間を過ごしながら、話をしていくにつれて7人は心が打ち解けます。そしてあるとき1人を除く全員が、同じ中学校の生徒であることが判明します。同じ学校であれば、現実世界でも会えるのではないか?と期待しますが、現実世界の中学校に登校してみても7人は会うことができませんでした。
節々がどこか噛み合っていない会話…そこにヒントがあるのか。彼らは現実世界で出会うことができるのでしょうか?

絡み合う7人の人生…、オオカミさまの正体…、全ての謎が解けると、心動かされる感動のストーリーが明らかとなります。青春群像劇×謎解きミステリーが魅力の本作。さらに、それに加えて、不登校となっている子ども、友人関係にままならなさを感じている人や、居場所がないと悩む人たちに、寄り添う感動作です。

『かがみの孤城』場面写真
『かがみの孤城』場面写真
『かがみの孤城』(2022)
『かがみの孤城』

2月9日(金)よる9時00分~11時9分 ※放送枠15分拡大 地上波初放送

◆原作:辻村深月「かがみの孤城」(ポプラ社刊)
◆監督:原恵一
◆脚本:丸尾みほ
◆声の出演:當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴、矢島晶子、美山加恋、池端杏慈、吉村文香、藤森慎吾、滝沢カレン、麻生久美子、芦田愛菜、宮﨑あおい

【ストーリー】
学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。
ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人がいた。さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。
戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。
そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う―。
果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?
全ての謎が明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける―

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