ニュース&コラム

ニュース
2021.7.2

「3週連続 細田守SP」スタート!桝アナが語る、細田守作品のみどころとは

桝太一アナウンサー

金曜ロードショーでは、スタジオ地図が贈る7月16日公開の映画『竜とそばかすの姫』の公開を記念して、今夜から3週連続で細田守監督作品を放送します。そこで、最新作も含めて、細田作品に3作出演している、細田作品ファンの桝太一アナウンサーに、それぞれのみどころを紹介してもらいました。
桝アナは、『おおかみこどもの雨と雪』(ラジオアナウンサー)、『バケモノの子』(テレビアナウンサー)に出演。最新作『竜とそばかすの姫』にも出演をしています。また、細田監督へのインタビューやスタジオ地図の現場取材も何度も行っており、思い入れの強さは随一。そんな桝アナがオススメするみどころポイントとは…

桝太一アナ みどころコメント

今夜放送『おおかみこどもの雨と雪』

おおかみこどもの雨と雪のワンシーンおおかみこどもの雨と雪のワンシーン

■本作のおすすめポイントは?

・個人的には、劇中で描かれている自然の美しさ・壮大さだと思います。息を飲むようなシーンがいくつも出てきます。この自然の描写は特に細田監督のこだわりで、エフェクト等の撮影処理を使わず、絵で描いたままの背景を使っているそうです。自然の壮大さが伝わってくるからこそ、その中で強く生きる母と子の姿がより強調されるのではないかと思います。

・雨と雪が成長する姿はもちろんですが、私は母親である花が成長する姿も大好きです。母親というと、優しくてすべてを包み込むような存在に描かれがちですが、実際には未熟で不器用な1人の人間であってもいいと思うのです。花は、決して完璧な母親ではありません。それでも、懸命に母であろうとして、子どもたちと一緒に成長していく。その健気さが、胸に刺さります。ぜひ、花の成長も優しく見つめて欲しいと思います。

■アフレコでの細田監督の印象は?

この作品では、本職であるアナウンサー役を少しだけ担当させて頂きました。アフレコの際に細田監督から、もともと台本に原稿が書かれていたのに、「桝さんの感性で自由に変えちゃってくださいね」と言われたことが強く記憶に残っています。どんな言葉でどう表現するかは“本職の方の感性を信じます“とのことでした。それはプレッシャーでもありましたが、自分自身もこの作品を作る側の一員なんだ、という気持ちになり、だからこそ特に思い入れが強い作品になりました。

来週7月9日放送『バケモノの子』

バケモノの子のワンシーンバケモノの子のワンシーン

■おすすめポイントは?

・九太が渋天街に迷い込むシーンは、何度見てもワクワクしますね!その直前に描かれている渋谷の街並みがあまりにもリアルで、だからこそ現実とファンタジーが交差していく感覚が、自然に伝わってきます。また、公開当時に比べて渋谷の街並みも大きく変わりましたから、もしかすると今見ると、「この景色、ちょっと懐かしいな」と思えるところが出てくるかもしれません。

・アクションシーンの躍動感はとても迫力があり、見ていて本当に気持ちいいです。特に、熊徹が全力で猪王山とぶつかるシーンは、見ているこちらも体がブワッと浮き上がるような感覚になります。

・熊徹の、コロコロと変わる豊かな表情も個人的には好きなポイントです。強い存在でもありますが、結構ダメな顔や情けない顔も多くて、野性的な姿とのギャップもぜひ楽しんで欲しいです。

■当時、本作の制作現場を取材した際に印象に残ったことは?

1シーンごとに、信じられないくらい細かい部分にまでこだわりがありました。例えば作品後半の代々木体育館前のシーン。周りに小さく街路樹が描かれているのですが、その1本1本も、現実の木と同じ形になっているそうなんです。恐らく多くの人が、特別に意識はせずに見ている部分だろうと思いますが、美術監督の西川洋一さんは「そういう想い、こだわりというものが、最後は絵全体に出るんだ」と話していました。これが“細田監督イズム”の1つなんだな、と感じます。

再来週7月16日放送『サマーウォーズ』

サマーウォーズのワンシーンサマーウォーズのワンシーン

■おすすめポイントは?

これは12年前の映画ですが、当時そこで描かれていた世界と、今実際に私たちが生きている現実の世界とを、ぜひ比べてみて欲しいです。何が違い、何が同じなのか…オープニングからいきなり考えさせられます。
またこの作品は、大家族のシーンとバーチャル空間のシーンを行ったり来たりします。公開当時は、まだバーチャル空間の方を「遠い世界」と感じていたはずなのですが、コロナ禍の今、もしかすると、故郷に帰り親戚一同集まってワイワイ食卓を囲むシーンの方が、「遠い世界」と感じてしまうかも知れません。当時、映画のポスターに書かれていたキャッチフレーズは、「つながりこそが、ぼくらの武器」というものでした。2021年に、その言葉が私たちの胸にどう響くのか、ぜひ感じてみて欲しいです。

■印象に残るセリフは?

・「ネットの中だからって、なんでもやっていいと思ったら大間違いだ!」というセリフは、今の時代だからこそ、深く心に刺さります。もしかすると12年前の公開当時は、その言葉の重みを本当の意味では理解していなかったかも知れません。今この時代になって、はじめてハッとさせられる言葉が、随所に出てくると思います。

・個人的に一番グッとくるのは、栄おばあちゃんが黒電話で色々な人に呼びかけるシーンです。まるで、今この状況下にある私たちへ向けて呼びかけているんじゃないか、と思ってしまうような言葉の数々です。栄おばあちゃんの言葉一つ一つの意味、きっと胸に響くものがあると思います。是非、放送を見て確かめてみて欲しいです。

『おおかみこどもの雨と雪』(2012)
おおかみこどもの雨と雪のメインビジュアル

7月2日(金)よる9時00分~11時19分 ※放送枠25分拡大 本編ノーカット

◆監督・脚本・原作:細田守
◆脚本;奥寺佐渡子 ◆キャラクターデザイン:貞本義行
◆音楽:高木正勝 ◆企画・制作:スタジオ地図
◆声の出演:宮﨑あおい 大沢たかお 黒木華 西井幸人 大野百花 加部亜門 菅原文太

主人公は両親を亡くしてアルバイトをしながら大学に通う、花。大学の講義に潜り込んでいた不思議な男性と恋に落ちますが、彼はなんと<おおかみおとこ>でした。彼の秘密を受け入れ、共に暮らすようになった花は、彼との間に新しい命を授かります。長女の雪と、弟の雨。しかし、雨が産まれてまもなく、彼は命を落としてしまいます。
たったひとりで“おおかみこども”を育てることになった花。ふたりの将来“人間として生きるか、おおかみとして生きるか”を案じて、人里離れた田舎へと移り住むことにしますが…

『バケモノの子』(2015)
バケモノの子のメインビジュアル

7月9日(金)よる9時00分~11時19分 ※放送枠25分拡大 本編ノーカット

◆監督・脚本・原作:細田守 ◆音楽:高木正勝
◆企画・制作:スタジオ地図
◆声の出演:役所広司 宮崎あおい 染谷将太 広瀬すず リリー・フランキー 大泉洋 津川雅彦

物語の舞台は、東京・渋谷と、渋谷によく似たバケモノの異世界・渋天街。ひとりぼっちの孤独な少年・九太が、ひょんなことから渋天街の暴れん坊の熊徹と出会い、彼の元で“修行”することになる。共に暮らし修行を続けるうちに、2人は本当の親子のような固い絆で結ばれていく・・・。

『サマーウォーズ』(2009)
サマーウォーズのメインビジュアル

7月16日(金)よる9時00分~10時54分

◆監督:細田守 ◆脚本;奥寺佐渡子 ◆キャラクターデザイン:貞本義行
◆音楽:松本晃彦
◆声の出演:神木隆之介 桜庭ななみ 谷村美月 斎藤歩 横川貴大 富司純子

ある夏の日、インターネット上の仮想世界<OZ>の保守のアルバイトをしていた高校生・健二(けんじ)は、あこがれの先輩・夏希(なつき)から、一緒に彼女の田舎まで旅行をするという「バイト」に誘われる。バイトの内容は、曾祖母の栄(さかえ)ばあちゃんを筆頭の個性豊かな大家族の前で夏希のフィアンセ役を演じるというものだった。その夜、健二の携帯に謎の数字が連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になるのだが…
翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、<OZ>を混乱に陥れていたのだ。「私たち一家でカタをつけるよ!」栄の号令のもと、健二と夏希、そして親戚の面々が、一致団結して世界の危機に立ち向かう!

新作映画情報「竜とそばかすの姫」
竜とそばかすの姫のイメージ

7月16日全国公開

◆原作・脚本・監督:細田守
◆企画・制作:スタジオ地図
◆音楽監督/音楽:岩崎太整 ◆音楽:Ludvig Forssell 坂東祐大

自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。
母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。
数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった———

新着情報

P R

番組最新情報はコチラ