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2022.11.24

いよいよ明日放送『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』佐久間宣行さんからコメント到着!

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンメイン

明日の「金曜ロードショー」は、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を初放送。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は昨年、「金曜ロードショー」で「TVシリーズ特別編集版」と「外伝」が放送され、2週連続twitter世界トレンド1位になるなど、大きな話題となりました。シリーズ完結編となる『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は2020年に公開され、興行収入21.3億円のヒットを記録。京都アニメーションによる圧倒的映像美と心揺さぶるストーリーで、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞も受賞しました。
一度見たらその感動を更に人に伝えたくなる…こうしてファンの輪が広がっていった「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。テレビプロデューサー・演出家・ラジオパーソナリティ・YouTuberとマルチに活躍する佐久間宣行さんも、本作に魅了されたと言います。明日の放送を前に、その魅力を語って頂きました。

佐久間宣行コメント

●佐久間宣行さん コメント

Q.「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの魅力は?
脚本・演出・作画・演技・音楽、全てのレベルが異常に高いこと。どの部分を切り取っても、どの瞬間を見ても、毎回新しい感動があります。そして、「想いは伝わる」「人は変われる」という愛と成長の物語が一度もぶれないことが素晴らしいと思います。
劇場版は、今までシリーズで培ってきたそれぞれの想いを、どれひとつこぼさずにすくい上げ、物語に編み上げてくれる素晴らしい完結編だと思います。
京都アニメーションの作品はできるだけ見ているのですが、この作品は時間ができたら見ようと先延ばしにしていました。しかし、あまりの評判に配信サイトで一気観したら、その素晴らしさに驚きました。妻と娘にも伝えて、その週末にリビングで2人とも号泣していました。

Q.好きなセリフは?
TVシリーズでは第10話の「人には届けたい想いがあるのです。届かなくていい手紙なんてないのですよ」というヴァイオレットのセリフ。この物語を象徴するセリフの一つだと思いました。愛を知らなかったヴァイオレットの人間的な成長は、他人への愛を知ることで遂げるという意味でも感動的でした。
劇場版での好きなセリフは「そして『愛してる』を知ったから……『愛してる』を伝えたいと思いました」という終盤の(ヴァイオレットが書いた)手紙での言葉です。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン場面写真

Q.主人公・ヴァイオレットの魅力は?
感情を失っているときも、他者の気持ちに触れるときも、自分の想いを言葉にするときも、常に真剣なところです。彼女がひとつひとつ取り戻していくさまに、見ている僕たちも、生きていく中で忘れていた思いやりや愛情を再発見することになるので。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン場面写真

●『ヴァイオレット・ヴァーガーデン』とは
幼い頃に軍人として大戦に参加したヴァイオレットは、人の気持ちを理解したり、自分の気持ちを表現することを知りませんでした。戦後、手紙を代筆する「自動手記人形」の職に就いた彼女は、様々な依頼を受けながら、戦場で生き別れとなった上官・ギルベルト少佐に告げられた言葉「愛してる」の意味を探し続けます―
電話も普及しておらず、‘手紙’が誰かに思いを伝える重要な手段だった時代、感情を持たない一人の少女が、周囲の温かさに触れながら、代筆の仕事を通して愛を知るまでの成長の物語。心に響いた多くの人がその魅力を周囲に伝え、感動の輪が拡がりました。

『劇場版』では、そんなヴァイオレットのその後が描かれます。代筆業の経験を重ねながら、いつかギルベルト少佐に会えると信じて待ち続けるヴァイオレット。ある日一通の宛先不明の手紙から、物語が大きく動き出します。

●VTR「『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観る前に」公開中
まだ、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」をよく知らないという方のために、物語の設定や、これまでのストーリーをまとめたVTRを日テレ公式チャンネルで公開中です。
https://www.youtube.com/watch?v=Pj7s-otEWnA
また番組公式ツイッターでも短縮版を公開しています。(@kinro_ntv)
放送前に、ぜひチェックしてみてください!

『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(2020)
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

明日よる9時00分~11時34分 ※放送枠40分拡大 初放送

◆原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
◆監督:石立太一 ◆脚本:吉田玲子
◆キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子 ◆音楽:Evan Call
◆アニメーション制作:京都アニメーション
◆キャスト:石川由依、浪川大輔

【ストーリー】
代筆業に従事する彼女の名は、〈ヴァイオレット・エヴァーガーデン〉。幼い頃から兵士として戦い、心を育む機会が与えられなかった彼女は、大切な上官〈ギルベルト・ブーゲンビリア〉が残した言葉が理解できなかった。
──心から、愛してる。人々に深い傷を負わせた戦争が終結して数年。新しい技術の開発によって生活は変わり、人々は前を向いて進んでいこうとしていた。しかし、ヴァイオレットはどこかでギルベルトが生きていることを信じ、ただ彼を想う日々を過ごす。
──親愛なるギルベルト少佐。また今日も少佐のことを思い出してしまいました。ヴァイオレットの強い願いは、静かに夜の闇に溶けていく。ギルベルトの母親の月命日に、ヴァイオレットは彼の代わりを担うかのように花を手向けていた。
ある日、彼の兄・ディートフリート大佐と鉢合わせる。ディートフリートは、ギルベルトのことはもう忘れるべきだと訴えるが、ヴァイオレットはまっすぐ答えるだけだった。「忘れることは、できません」と。そんな折、ヴァイオレットへ依頼の電話がかかってくる。依頼人はユリスという少年。一方、郵便社の倉庫で一通の宛先不明の手紙が見つかり……。

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